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2007年05月20日

視察研修

神奈川県秦野市の「弁当販売方式による中学校給食」について視察研修を行いました。
秦野市は神奈川県央の西部に位置し、東部は伊勢原市、西部は松田町、大井町、南部は中井町、平塚市、北部は厚木市、清川村、山北町に接しています。市域は、東西約13.6キロメートル、南北は約12.8キロメートル、面積は103.61平方キロメートルで、県内19市中4位の広さを持つ都市です。東京からは約60キロメートル、横浜から約37キロメートルの距離にあり、北方には神奈川県の屋根と呼ばれている丹沢山塊が連なり、南方には渋沢丘陵が東西に走り、県下で唯一の典型的な盆地を形成しています。秦野市の人口は、総数168,711人で世帯数67,330となっており、65歳以上の人口比率は17.7%となっています。秦野市の小学校では完全給食方式を実施しているのですが中学校では弁当持参を基本とした上で弁当を持参できない生徒に対する昼食対策として、業者による弁当の注文販売を実施しています。弁当を販売する業者の応募には5社が名乗り出て、秦野市教育委員会で選定し、最終的には3社と協定を結んでいます。販売システムは当日の朝に発売機又は業者販売員により学校で注文を取り、代金回収、弁当の受け渡し、容器及び残飯の回収まで全て業者負担で行っています。業者選定の条件としては3時間以内で配送できること、価格は450円以内で提供すること、食中毒に対応して生産物賠償責任保険に加入すること、野菜はO-157対策として加熱処理を行い、使用することなど15項目の条件を満たさなければなりません。平成18年度の弁当の販売実績は市内9中学校の一日平均販売数は16個であり、意外と少ない数字でありました。9校の中でも1日の販売実が1ケタの中学校から多い中学校では35個とバラつきが目立ちました。その理由として券売機の有無の差もあると説明されていました。中学校に券売機が設置されている場合は1時間目終了後の休み時間まで購入すればよいのですが、販売員の場合は1時間目が始まる前までに購入しなければなりません。朝の時間の差が販売数に影響している状況です。また、生徒同士間で弁当を持ってきていない事を恥ずかしいと感じる生徒がいるのも販売数が少ない理由の一つでした。しかしながら秦野市としては家庭の事情で弁当が作れない生徒が1人でもいれば今後も弁当販売方式を続けていくと説明されました。洲本市でも給食未実施校がありますが、財政的な観点から給食センターや調理室を建設する場合は投資額が大きくなりますが弁当販売の方式では初期投資が券売機のリース代だけであり財政的な負担も少なくなります。行政が券売機をを負担すれば業者の人件費も抑えられるため弁当の価格も300円台で提供できるようになるのではないかと考えます。家庭の事情で弁当を作れない家庭のために給食未実施校への対応を議会としても早急に取り組んでいかなければならないと考えております。

日替り弁当(450円)
弁当(日替).JPG

スペシャル弁当(400円)
弁当(スペシャル).JPG

カレー弁当(400円)
弁当(カレー).JPG

中学校での販売風景
弁当販売.JPG

投稿者 ujita : 2007年05月20日 09:39

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